エミズピアノスクール
茅ヶ崎東海岸にあるアットホームな雰囲気の楽しいピアノ教室
 
 茅ヶ崎市東海岸にあるアットホームな雰囲気の楽しいピアノ個人教室 クラシック~ポピュラーまで 
                                                   
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        クラビノーバCVPの活用  
     
 
 当スクールでは開校以来、
 ピアノレッスンのエッセンスの一つとして、
 クラビノーバCVPをずっと活用して参りました。
 
 ここでは、ピアノの代用品ではなく、
 独立した一つの楽器としての、
 クラビノーバCVPシリーズの魅力と共に、
 実践で役立つ機能や、
 成果を実感することが出来た
 レッスンでの実例について、
 詳しくご紹介させて頂きたいと思います。
 
 
 




 
 
 


クラビノーバCVPの魅力      
 
クラビノーバCVPは、たくさんの種類の音色や、リズム機能、自動伴奏機能、シンセサイザー機能、録音機能などが搭載された、多機能の電子ピアノです。
クラビノーバCVPの魅力は数々ありますが、まず一番に挙げるとすれば、ピアノに感触が似ている「鍵盤」です。
私事になりますが、小学校高学年から中学まで、ピアノと並行してエレクトーンを習っていた時期があります。ピアノと比較して、色々な音色や機能が搭載されているエレクトーンは、レッスン曲目もポピュラーなどが中心でしたし、バイエル・ツェルニーで育ってきた私にとって、肩の力を抜いて、楽しく演奏できる楽器でした。しかし、中学に入ってから、演奏グレード試験やエレクトーンフェスティバルなどで演奏する機会を与えて頂いたのですが、審査員の先生から、必ず決まって同じ内容の寸評が書かれていたのです。それは… 「エクスプレッション・ペダルの使い方がおかしい」 …というもの。

当時、エレクトーンにはタッチトーンやタッチレスポンスなどの機能が搭載されはじめていたのですが、指でニュアンスやダイナミクスを付けられるピアノで育ってきた自分にとっては、物足りなさを感じずにはいられず、ついついエクスプレッション・ペダルで、ニュアンスやダイナミクスを付けようと無意識に使いすぎていたようです。それがエクスプレッション・ペダルの使い方がおかしいと言われる由縁だと、自分でも理解していました。頭でわかってはいても、そう簡単には直せないもので…。結局のところ、エレクトーンが大好きで、演奏していて楽しかったのですが、心の隅で苦手意識を持ち続けていました。

音大在学中、クラビノーバの演奏家として活動する機会がありました。それがクラビノーバCVPとの出会いでした。
ピアノに似た感触の鍵盤と、ピアノにそっくりな横並びの段差のない鍵盤。そしてリズムや自動伴奏、シーケンサーなどのエレクトーンの機能を兼ね備えているクラビノーバに出会った瞬間 「こんな楽器があったのか」と、驚きと嬉しさで一杯になりました。ピアノのタッチと、エレクトーンの楽しさを併せ持つCVP。ピアノの技術と、エレクトーン時代に習った機能知識をどちらも活かすことができ、それまで感じていたエレクトーンでの苦手意識は嘘のように吹き飛んでいきました。
やはりその理由は、指でニュアンスもダイナミクスもピアノに近い状態でつけられる、クラビノーバの鍵盤にあると思っています。それがクラビノーバCVPの最大の魅力だと感じています。多重録音した際にも自由にダイナミクスやニュアンスを付ける事が出来ます。

クラビノーバはよくピアノと比較されますが、ピアノの鍵盤と違いがあるのは言うまでもありません。私自身はなぜ他の電子鍵盤楽器と比較されないのか不思議です。エレクトーンだけでなく、シンセサイザーやポータブルキーボードなどと比較してみれば、明らかに鍵盤の感触に違いがあると思っています。

 
 


Clavinova CVP






 
実践で役立つ 基本機能の活用

 

1.ボイス voice



ボイスとは?

「ボイス」とは、音色のことです。 現在所有しているCVP309ではプリセットのピアノの音色だけでも、 約30種類あります。他にもエレクトリックオルガン系、ブラス系、 フルート系、ドラムス系、ストリングス系、ギター系、コーラス系、 シンセサイザー系の音色があります。 また、馬が走っている音、ドアのきしむ音、 電車の音、波の音などの効果音もあって、 効果的に使用すれば、楽曲の臨場感を高めることも出来ます。 CVP309には、451ボイス+480XGボイスがあり、 全部でおよそ930種類程のプリセット音色が搭載されています。 それらをリバーブ・エフェクト機能を使用したり、 いくつかのボイスを同時に鳴らすことができる機能もありますので、 組み合わせによっては、無限の音色を出す事が出来ます。 同時発音数はボイス・XGボイスとも、128音です。


気軽にできる ボイスのレッスン活用例
ピアノ曲をそのまま、ボイスを使って演奏するだけで、 手軽にピアノ曲のイメージが変えられます。 例えば、バッハの曲を ハープシコードやパイプオルガンの音色で演奏したり、 奥山一のピアノ作品を、お琴の音色で演奏したり、 アルベニスの曲を、ナイロンギターの音色で演奏したりすると、 それだけでもピアノで演奏するのとは 一味違う演奏が楽しめます。 他にも、ピアノ連弾曲をストリングスの音色で 演奏すると、室内楽のような響きが楽しめます。 またセコンドパートをストリングスで演奏し、 プリモパートをピアノで演奏すると、 ピアノコンチェルトの様なイメージになります。





2.スタイル style


 スタイルとは?

「スタイル」とは、リズム機能のことです。 自動伴奏機能もスタイルに含まれます。 全386種類あり、各バリエーションを含めると、 プリセットだけで1536パターンあることになります。 使い方は、リアルタイムの演奏に、 リアルタイムでメトロノームの代用のように、 リズムを用いる事も可能です。 また演奏者がコードを押さえることが出来れば、 自動伴奏機能を使用出来ます。 現在所有しているCVP309の自動伴奏は、 一つのリズムに対し4つのバリエーションがあり、 各バリエーションともフィルインやブレークも可能です。 その他にイントロとエンディングが3種類ずつあります。 自動伴奏機能にリアルタイムでメロディを重ねて演奏すれば、 比較的簡単にバンド編成やオーケストラなどの演奏が楽しめます。 ジャンルも幅広く、ロック系・ジャズ系・R&B系・ラテン系・ カントリー系・クラシック系・ピアノ伴奏系・ダンス系などなど 様々あり、プリセットされているものだけでも、 自分のイメージに合うものを探すのに一苦労… というくらいたくさんの種類があります。 スタイルクリエーター機能を使えば、 オリジナル・スタイルパターンの製作もできます。


気軽にできる スタイルのレッスン活用例
生徒さんがリズムを読み間違えて譜読みして来たときに、 自動伴奏機能で即興的に伴奏を付けてあげます。 すぐにリズムが治りますし、リズム感やテンポ感の学習にもなります。 教則本がなかなか進まない生徒さんにも、1曲仕上がった際に、 伴奏譜がない曲であっても、即興的に自動伴奏を使って アンサンブルをして差し上げています。 これを何番かに一度 定期的に取り入れると、 良い目標にもなり、進度が速くなります。 その他、リトミックや歌唱の伴奏データ作成にも役立てています。






 3.ソング song



ソングとは?

「ソング」とは、内臓されているプリセット・ソングや、 市販のミュージックデータなどを再生できる機能です。 もちろん自分でデータを製作することも出来ます。 その場合は、16トラックあるシーケンサー(多重録音機能)を使います。 ボイスやスタイルを効果的に使用して、 本格的なオーケストラの音楽や、ロックやラテン、 ジャズ・映画音楽・最近のヒット曲など、 どんなジャンルの音楽データも製作できます。 また楽器にインターネットがつなげられるので、 直接データのダウンロードも可能です。 液晶画面で、再生中の曲の歌詞や楽譜も見ることができるため、 演奏やカラオケも楽しめます。 (マイクもミキシング+エコー機能付で使用可能)。



気軽にできる ソングのレッスン活用例
市販のミュージックデータを使って演奏することも出来ます。 その他にCVP309では、 スマートメディア・USBフラッシュメモリーなどに、 ソングデータの保存が簡単に出来ます。 またパソコンやデッキと接続すれば、 簡単にCDなどもクリアな音質で 録音することが出来ますので、 レッスン曲の模範演奏をCDに録音し、 ご自宅での練習に役立てて頂くことがあります。 また、生徒さんの演奏を録音し、 レッスンや練習に役立てる事もあります。 また連弾曲の片方のパートを録音し、 自宅練習で活用して頂いています。 その他、手作りデータでオリジナル教材を 製作することもあります。 例えばこんな時…。 シニア世代の方に、タンゴやラテンの曲の 人気が高いのですが、ピアノで演奏する場合、 ラテン系の曲は左手のリズムパターンを 最初から最後まで保たねばならず、 ピアノでの演奏は案外難易度が高いと感じています。 そんな場合に演奏者に合わせて ピアノ演奏部分をやさしく編曲し、 それに合う伴奏データを作成し、 各自に希望曲の演奏を楽しんで頂いています。 


 



 
レッスン現場での 実例と成果

ほんの一部ですが、 現在までクラビノーバを ピアノレッスンに取入れたことにより、 成果があった実例をご紹介致します。 これらは全て、実際のレッスンで、 なかなか治らない癖を改善したい時や、 その生徒さんにとって 難しい技術への補助、 コツを掴ませる際に役立った実例です。 ピアノで同じことをやらせようとすると 何故かあまりノッて来ては くれない生徒さん達…。 でもクラビノーバを使うと、 表情も生き生き! 楽しく前向きに取組んでくれて、 苦手もみるみる克服してくれます。



実例1  ダイナミクスが 上手く付けられない

生徒さんの状態・様子

譜読みも得意、 テクニックもなかなかなのに、 どんな曲も全てフォルテで、 ガンガン演奏してしまう 生徒さんがいました。  丁寧にフレーズごとに ニュアンスやダイナミクスを ご指導していましたが、 レッスン時は治っていても、 次のレッスンに来ると また同じ様に 全部フォルテで、 どんな曲も演奏していました。 なかなかの実力派だけに、 何とかして 改善したいと思っていました。






クラビノーバでの試み

アップテンポで元気の良い 明るい雰囲気の曲が 得意な生徒さんでしたので、 モーツァルトの 「アイネ・クライネ・ ナハト・ムジーク第一楽章」の、 第一バイオリンの パートを右手だけで、 原曲そっくりに 思いっきりダイナミクスのついた 弦楽四重奏の ミュージックデータを作成し、 そのデータに合わせて 演奏して頂きました。  初回レッスンは、 クラビノーバを 演奏できることを喜んで、 ただただ楽しく 演奏していましたが、 2回目レッスンでは、 御本人が ピアニシモの部分で、 「自分だけ音が強すぎて、 データより飛び出て いるような気がする」 と言い出し、 全部フォルテで弾いている おかしさに気づき始めました。  ピアニシモの部分では、 データに合うように 弱くするように指示し、 その後も何度も データと合わせながら、 弱い音を出す練習を 繰り返し行いました。  次第にダイナミクスを付けて 演奏するようになり、 それ以来、 ピアノを演奏するときも、 コツを掴んだようで、 ダイナミクスをご自分から 徐々に付けるように なっていき、表現力が 豊かになっていきました。  また、 アダージオの曲も 得意になりました。



実例2  アーティキュレーションが 上手くつけられない

生徒さんの状態・様子


他の教室から 転入されてきた 生徒さんがいました。  スラーやスタッカートなどの アーティキュレーションが 上手く付けられず、 御本人も苦手意識を 持っているご様子でした。 特に片手がスタッカートで、 もう片方がスラーの 部分がある曲は、 両手ともがスタッカートに なってしまう傾向が ありました。  もともと 譜読みとエチュードが 余り得意ではない ご様子で、 エチュードの練習は あまり積極的にしない 傾向がありましたが、 小品や標題音楽は お好きなご様子で、 それらは大変よく練習する 生徒さんでした。  両手とも4と5の指を 余り曲げず、 伸びがちなフォームで 弾いていたため、 それが原因の一つでは ないかとも考え、 フォームの改善も 試みましたが、 こちらが熱くなれば なるほど、 心を閉ざす様な 素振になっていき、 改善は 難航していました。



クラビノーバでの試み


最初は何とかして、 エチュードや楽曲の中で 改善しようと努めましたが、 暫く試みても御本人から やる気を引き出すことは、 なかなかできませんでした。  そこで、 クラビノーバを取り入れた レッスンを実施してみました。  まずは、 その生徒さんが 好きだと言っていた、 サン=サーンス作曲『白鳥』の ピアノ伴奏データを作成し、 チェロの部分を 右手だけで弾かせました。 チェロの音色は ピアノよりも立ち上りが遅く、 ピアノの音色とは違って 減衰音でないため、 比較的スラーが 付けやすい傾向があるので、 それも狙いの一つでした。  ある程度 『白鳥』でスラーが 演奏できるように なってきてからは、 片手がスタッカート・ もう片方がスラーの部分が ある練習曲を、 ピアノコンチェルトに編曲し、 それを数曲 練習して頂きました。 ご本人は クラビノーバを気に入って、 ピアノだけの音よりも ずっと前向きに 楽しく取組んでくれました。 最初は右手と オーケストラデータ、 次は 左手とオーケストラデータ、 その次は 両手とオーケストラデータ …などなど、 色々な組み合わせの練習を 全てアンサンブル形式で 繰り返し行いました。  段々と効果が現れ、 2ヶ月余りで、 ピアノでもスラーが正確に、 アーティキュレーション全般も 以前より上達し、 次第にエチュードや 楽曲の中でも、 楽譜通りの アーティキュレーションが 付けられるように なっていきました。  …と同時に、 心が打ち解けて、 談笑しながら仲良く 楽しくレッスンが 出来る様になりました。



実例3  ビート感が要求される 今どきの伴奏曲の練習

生徒さんの状態・様子


学校の 合唱コンクール課題曲の 伴奏を引き受けた 生徒さんがいました。 その曲の楽譜を レッスンに持ってきたのですが、 その曲は16ビートの 今どきのビート感のある曲でした。 メロディーを奏する箇所が殆ど無く、 大部分が右手がコードのバッキング、 左手がベースラインといった編曲で、 しかも細かい 複雑なリズムばかりの楽曲でした。  レッスンでは当然のことながら、 クラシックばかりを演奏し、 そのような曲を 取り上げたことがなかったため、 リズムの解析に かなり戸惑っている様子でした。






クラビノーバでの試み

まずは ビート感覚を掴んでもらおうと、 クラビノーバの 「ドラムス」の音色を使い、 右手のリズムを 「スネアドラム」の音色、 左手の音色を 「バスドラム」の音色で それぞれ指一本で ドラムのように叩かせました。  その後ピアノで、 メトロノームの代わりに 16ビートのスタイル(リズム)を使い、 そのリズムに合わせて 練習しました。  10分程度の短時間の 練習で効果があり、 複雑なリズムを感じ取り、 スタイルを使用しなくても、 16ビートのリズムを感じて 演奏できるようになりました。



実例4  合奏伴奏者の練習

生徒さんの状態・様子


学校の学年発表会で、 学年で行う合奏の伴奏を 引き受けた、小学校高学年の 生徒さんがいました。  ピアノの演奏力は、 なかなかなのですが、 伴奏者は初めての経験で、 最初は、 伴奏部分を独奏の時のように、 演奏していて、 他のパートへの配慮等は 全く感じられない状況でした。  言葉で色々とお伝えしてみても、 他パートの存在の実感を 持たせることは難しく、 上手に演奏出来ていたのですが、 心配が伴っていました。







クラビノーバでの試み


ピアノ伴奏以外の 声部・パートを、 実際の使用楽器に 近い音色 (リコーダーやピアニカ等)で シーケンサーに録音し、 オリジナル・ ミュージックデータを 作成しました。  そのデータに合わせ、 伴奏部分をレッスンの度に 練習して頂きました。  すぐに他の声部も、 聴きとれるようになり、 また、 ブレスの位置などの 確認も行うことが できるようになり、 ピアノだけのレッスンよりも、 他のパートとの一体感を 生むことが出来ました。







 


…以上、僅かですが、 現在までの4つの実例を ご紹介させて頂きました。 今後も引続き クラビノーバCVPを使って、 楽しみながら、改善や克服、 習得ができる方法を、 模索して行きたいと思います。

 

                                           
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